感情コラム1 ~感情は幸せを左右するのか?~
皆さんは感情と聞くと何を思い浮かべますか。怒ったり、泣いたりといったいわゆる喜怒哀楽といったものが一般的でしょう。心理学の分野でも感情について、様々な議論がなされてきました。いわゆるポジティブ・ネガティブ感情です。
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一方で幸せということが何なのかということは、もしかしたら生きている間には自分で理解することは出来ないかもしれません。例えば学生が勉強するためにお金を貯めるとします。しかし貯めたいということが最終目的でなく勉強することが真の目的であり、こういったことをアリストテレスという哲学者は「人生の最終目標は幸せ以外にありえない」とし、これをエウデモニアと呼びました。
感情と幸せについて簡単に触れましたが、こう見てみると、感情と幸せは似て非なるものだと思うかも知れません。しかし、実は感情と幸せには深い繋がりがあるのです。
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そのヒントとなるものがフレドリクソンとカーネマンのピークと最後効果と言うものです。これは、例えば映像などを見ているとき、その瞬間のポジティブ・ネガティブ感情が映像の最初と最後だけに関係しているというものです。つまり、ある出来事について人は最初と最後の感情に重きを置くという性質があるようです。
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人が経験する出来事と感情の関係が深いということは、出来事についての自己評価が感情によるものということが言えます。では、もしポジティブな感情を持って自己評価したとしたらどうでしょう?自分の人生について肯定的に評価でき、満足感や幸福感が得られると思いませんか?つまり、それが感情と幸福感に深いつながりがあると言えることでしょう。
以下に挙げたものは自分の満足度について自己評価を測るものです。5つの質問を最高7点で評価してみてください。1.全く当てはまらない~7.非常によく当てはまるで満足度を評価してみましょう。
30点以上→全ての面で満足している人です。
25~29点→やや順調。
20~24点→平均的。
15~19点→満足度低め。
10~14点→様々な不満を抱えている人。
5~9点→自分の人生に対して非常に強い不満のある人です。
自己評価をしてみてどうでしたか?得点が高い人は自分の人生に満足し、多く幸福感を感じているといえるでしょう。このように、感情と幸福感が深い関わりがあるという点から、ポジティブな感情を大切にしていきたいですね。
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