2012年4月24日火曜日

ダイエットブログ【崇高クリニック】


食べ物と認知症」

 中年になると、インスリンホルモンの働きが当然悪くなってきます。その結果として、糖分(
キャベツ・玉ねぎ・かぼちゃ・芋や米・麦・果物に多く含まれる)の処理が出来にくくなり、体脂肪・血液脂肪(コレステロール・中性脂肪)が溜まりやすく又血糖値も高くなります。
 この様なインスリン作用不全が、35歳以降のアルツハイマー病発症リスクの増加に関連していると、スェーデンの研究者らが9月30日号の医学研究雑誌に発表しています。
 調査研究に参加した2,322名の人達を32年間追跡調査し、そのうち394名が何らかのタイプの認知症または認知障害と診断されました。
 認知症にならない様にするには、中年以降はなるべく"糖分の多い"食品――ご飯・うどん・そばやキャベツ・玉ねぎ・ジャガイモ・かぼちゃ、果物類――を食べる量を少しでも減らし、
インスリン作用が機能不全に陥らない様に心掛ける事です。

 

コレステロールの中身(質)が問題

 心筋梗塞を発症した患者さんが持っていた危険因子と、健康診断を受診した健常者が持っていた危険因子を比較したところ、心筋梗塞を発症した患者さんでは、危険因子として、男性では善玉コレステロールが低いこと(低HDL-C血症)、高血圧、糖尿病、喫煙が、女性では高血圧、低HDL-C血症、糖尿病、高中性脂肪血症が重要であることが分かりました。一方、悪玉コレステロールが多い状態、すなわち高LDL-C血症は有意な違いとはなりませんでした。さらに、総コレステロール値が高い、高コレステロール血症は重要でないことが分かりました。
 これは、総コレステロールや悪玉コレステロールが多い患者さんでは心筋梗塞を起こす確率はもちろんやや高くなりますが、コレステロールがそう高くない患者さんや、やや低めの患者さんも心筋梗塞を発症し、むしろ後2者の総数が多いことを意味します。また、コレステロールのなかで特に注意すべきなのは善玉コレステロール(HDL-C)が少ない状態(低HDL-C血症)であるということが分かっています。
 低HDL-C血症(低善玉コレステロール)は中性脂肪が高い状態(高中性脂肪血症)で起こりやすく、この状態に高血圧症、糖尿病、さらに肥満(リンゴ型の中心性肥満)が加わると、「死の四重奏」と呼ばれ非常に冠動脈疾の様な心臓疾患が増える状態となります。この「死の四重奏」状態では、超悪玉の小粒子化LDLやレムナントという粒子が増えることが知られています。これにさらに高LDL-C血症(高悪玉コレステロール)が加わると、最悪の状態となるのです。従って、脂質については、総コレステロールではなく、その中身(質)が重要なのです

 

"豆乳"と"豆腐"の違い

 どちらも"大豆"から作られています。しかし"豆乳"と"豆腐"には、大きな違いがあるのです。
 "豆腐"は"大豆"を茹でて"乳状"にした物で、乳状にした"豆乳"に"ニガリ"
―塩分の一種―を加え、大豆に含まれる"蛋白"だけを固めた物なのです。茹でた"大豆"には"糖分"="炭水化物"が、100gm中約9.7gmもあり、それから作った"豆乳"には3.1gmの"糖分"が含まれています。一方"豆腐"では1.6gmと"糖分"量が約半分です。また"おから"には13.8gmの糖分が含まれて居ます。
 "糖"の大部分は、体内で"体脂肪"になり"貯蔵カロリー"として貯えられます。
"糖"を"体脂肪"に換えられなくなった時、"糖"のままで"血液中"に残りますが、
此の状態が"糖尿病"なのです。"体脂肪"には"内臓脂肪"や"血液脂肪"即ち"中性脂肪"・"コレステロール"があります。
 "メタボ"="生活習慣病"を予防する為にも、"豆乳"や"おから"は避ける様にしなければなりません。

 


"痛みの無料歯医者"と "ベイタウン"

断 糖 宣 言

 「断糖」とは、読んで字のごとく「糖質の食べ物」を口にしないと云う事ですが、穀類や野菜類・果物の様な食べ物に慣れきってしまっている人にとっては、この様な「糖分」の多い食べ物を「断つ」のは大変な事でしょう。そこで身体の為を考え実行するには、自分の心に「宣言」
しましょうと言う意味なのです。
 地球上の生き物はすべて「糖質」を持ってはいますが、魚介類や肉類に含まれる「糖質」の
割合は0.5%以下で国の基準では「糖質ゼロ」と規定されています。だから"魚介類"・"肉類"は『タンパク質』食品なのです。一方、"穀物類"や"野菜類"・"果物類"は、主な成分が「糖質」と「繊維質」で、一般的な動物が食べ物として利用できるのは「糖質」のみです。
 私たちの身体では24時間絶えず、食事から取り入れた『タンパク』・『油脂』や身体の中にあるこれらの物を使って、色々な物(細胞など)を作ったり、別のものに作り変えたりなどの仕事
(代謝活動)が行われています。これらの仕事をする為には、カロリー=熱が必要です。この熱を生み出す物が、「糖」すなわち『炭水化物』です。仕事をするのに必要な"熱量=カロリー"
以上の物が食事から入ってくれば当然余り、余った"熱量=カロリー"は備蓄燃料として「体脂肪」の形で蓄えられます。逆に食事から『炭水化物』の様な"熱量=カロリー"の素が入って来なければ、備蓄してあった燃料である「脂肪」が使われます。
 『タンパク質』と『脂質』から出来ている「魚介類」や「肉類」から色々な身体の組織を作るためには、先ほども述べた様に相当の"熱量=カロリー"を必要とします。したがって、「魚介類」
や「肉類」を食べれば、相当のカロリーが使われその為身体が"温まる"のです。この時もし
『炭水化物』=『糖質』を一緒に食べなければ、備蓄してある「体脂肪」が燃料=カロリーとして使われます。
 今までお話してきた様に、"穀類"・"野菜類"・"果物"はむしろ"カロリー"を生み出す方で、
"魚介類"・"肉類"は"カロリー"を使う方なのです。
 肥満・高脂血症・糖尿病などの生活習慣病をなくすために、今すぐにでも『断糖』を宣言し実行に移してみませんか。

 


肥満を破って

食事で知能指数=IQを変えられるか 

最近の報告(Crime Times,2000)によると、"食事療法"で犯罪行動の危険因子である"多動症"を治療する事が出来るそうです。"犯罪"や"非行"に大いに関係する、"知能指数"=IQをも改善出来得るのでは無でしょうか ? 二人の研究者が公立学校及び矯正施設の13人と13人の無差別抽出した対象群ついて、ランダム・二重盲検法による調査を行いました。調査結果には、それ以前にヨーロッパの研究チームが英国・スコットランド・ウエールス・ベルギーの小学生に対し行った研究結果も含んでいます。
 ビタミン・ミネラルを服用している子供たちは、両群とも地域性・年令・人種・性別・サプリメントの如何に拘わらず、平均的に知能指数=IQは優れておりその差は殆ど有りませんでした。
 炭水化物の多い"貧しい食事"―ご飯やパン・麺・野菜等―の子供では、"インテリゲンス"=知能"の低さが認められたが、"ビタミン・ミネラル"を補給し血液中の栄養を増やせば"記憶力"の向上が見込める事が調査結果より示されました。然しながら、"正しく栄養"を摂っている子供達に"ビタミン・ミネラル"を補給しても効果がない事も判明したのです。
現代社会では、"生物学的"な事と"希望なし"とが同列に考えられており、"犯罪"や"異常行動"が"生物学的現象"であるとの考え方はないのです。
・ オメガ3脂肪酸は、"破壊的"・"反抗的"な態度・行動と共に、"敵対的"な行動も和らげる事が出来る。
・ "亜鉛"補給は、多くの子供に見られる"多動症"を劇的に改善させる。
Crime Timesの過去の記事で、"栄養豊富"な健康食(高たんぱく・低脂肪・低炭水化物)は犯罪者達の反社会的行動を劇的に矯正出来、"栄養補助剤=サプリメント"で子供の非行を減らし"学習能力"を劇的に向上させられ、"栄養強化食"では"知能指数"の著しい改善が図れると云う重要な報告がなされています。1995年の発刊以来、"犯罪者"や"問題行動者"の平滑態度は"生物学的介入"で変え得る事が示されています。
 "異常行動・態度"が、例え"遺伝的欠陥"によるものであっても変え得るでしょう。
子供達の"常軌を逸した危険行動"が、"解毒作用"の障害による"重金属"の過剰蓄積に端を発している事が研究により示されています。この様な子供達の"鉛"やその他"重金属類"を減らし、"栄養不良"を改善する事により治療する事が出来るでしょう。この様な治療を行っている米国イリノイ州のPfeiffer 治療センターでは、"問題行動・非行・精神病質"の子供達を驚く程の改善効果を上げています。
 生物学者達は、脳機能障害の予防と云う点で著しい進歩を成し遂げています。Streissguth等は"シアトル妊婦・健康"プログラムを策定し、"アルコール依存症妊婦"に対し"教育指導"及び"積極介入"を組み合わせたプログラムを作製しました。介入の結果、中等度から重度のアルコール依存症妊婦4人中3人が、短期間で"アルコール"を止めるか減らす事が出来たのです。"アルコール・薬物"中毒妊婦から"胎児"を守る"プロジェクト"にも参加したが、彼等の努力の結果"矯正不可能な脳障害児"の出生は殆どなくなり、多くは健康で将来ある乳児を出生出来るようになったのです。

 


メンズ減量事業

"肉食"ダイエットが広がらない訳

 "炭水化物"を減らす又は食べないと云う"ダイエット"は、最近になり急にマスコミ等で取上げられる様になり、"糖質ゼロ"の飲み物まで登場しましたが、古くは1825年に既にフランスで出版された書物に記載されています。1864年には"超肥満"の英国の棺おけ職人が、耳鼻科医の指導で1年で100kgの減量に成功した結果を書物に出版しています。
 それ以後も色々な学者により、"炭水化物"="米・野菜・果物"を食べない"減量方"="ダイエット"が試され実証されているのです。或米国の学者は自分を実験台にし、"エスキモー"の人達の食べ方、即ち"魚と動物"だけを食べる実験を行い、"減量"はもとより全ての検査結果が改善する事を実証したのです。
 ドイツ人医師が40年以上の間に、10,000人の患者を"炭水化物"を取らないで"動物食"のみで治療し高成績を得た結果を1920年代に発表しています。
 では何故この様な素晴らしい"食事"="ダイエット"が広く行き渡らないのでしょう。それは何れの国でも、産業界(農業・食品業界・製薬業界)を保護する為に、多大の金銭を使い"米・麦・野菜・果物"を食べる様宣伝しているからです。
 "炭水化物ゼロ"・"タンパク・脂肪"ダイエットを実行すれば、減量だけでなく"癌"など殆ど全ての病気を防ぐ事が出来るのです。

 

3大栄養素

タンパク・脂肪・糖は3大栄養素と云われています。タンパクと脂肪は身体の部品 材料として欠かす事が出来ないものなのです。たとえば、冷蔵庫にしてもテレビにしてもどの部品が一つ欠けても、まともには使えません。それに反して、糖は冷蔵庫やテレビ を動かす電気の様なもので,使わない時には要りません。
身体の部品の最も重要な材料であるタンパクは、さらに細かい源料であるアミノ酸と云う物質から出来ています。多くのアミノ酸は私達の身体の中で必要に応じて他のアミノ酸から作り変える事が出来ますが、その中の8種類のアミノ酸だけはどうしても身体の中では作る事が出来ないのです。だから、この8種類のアミノ酸の事を必須アミノ酸と云ってどうしても他から持って来る,即ち食べ物から摂り入れなくてはならないのです。肉や魚を食べると、胃を通りやがて小腸にまで運ばれます。小腸で膵臓から分泌される消化酵素(消化液)によって、タンパクの最小単位であるアミノ酸にまで分解されるのです。この様に最小単位のアミノ酸に迄なって始めて腸壁を通過して血液中に運び込まれるのです。
アミノ酸は全部で約20種類ありますが、このうちの8種類が前述した必須アミノ酸のです。血液中に入ったアミノ酸は、次に肝臓まで運ばれ、そこでそれぞれの部品の材料であるタンパクに作り変えられます。では脂肪はどうでしょうか。
脂肪も身体を作るのに絶対に欠かせない栄養の一つです。脂肪も部品の原料なのですが、タンパクほどは要りません。この脂肪の中にも、我々の身体の中では絶対に作れない物がありこれらを必須脂肪酸と云い、植物油に含まれます。しかしながら、糖は我々の身体にとっては必須の物ではありまん。 だから、昔も今もどの教科書にも必須糖という言葉はないのです。と云う事は糖は必要に応じて他の栄養素即ちタンパク・脂肪から我々の身体の中で作ることが出来るのです。それどころか、文明が発達した社会に生活する我々にとっては、今や毒にさえなって来ているのです。健康を保つ為にも、極力糖= デンプンを多く含む食べ物――パン・めん類・ご飯・芋類・果物――を食べない様に心掛けなければなりません。

 


高血圧とインスリン

高血圧それ自体は病気ではなく、背景に何か原因があってその為に血圧が高くなっている状態なのです。風邪を引いたときに頭が痛くなるのと同じです。風邪そのものを治さず頭痛薬だけを飲んでいても一時的なのと同じで、高血圧の背景に有る原因を取り除かずに降圧薬を飲み続けていても本来の病気はどんどん進行して行き悪い結果を招くのみなのです。
 血圧とは一体どんなものなのでしょうか。身体は血液が運んでくる、色々な栄養物―タンパク・脂肪・糖・ビタミンなど―により健康が保たれているのですが、血液を身体の隅々まで行渡らせる為に圧力を加える為のポンプ(心臓)が必要なのです。その役目をしているのが心臓です。水道に例えて考えてみると良く分かるのではないでしょうか。浄水場を出た直後は水道管の直径が大きいためそれ程の圧力を加えなくても水は流れますが、各家庭に近ずくにつれて水道管の直径も細くなり浄水場からの距離も遠くなるのでポンプの圧力を上げなければなりません。また、太い水道管(大動脈)が例え錆(コレステロール)で多少内径が細くなってもポンプ(心臓)の力を上げなくても大丈夫ですが、家庭に入ってくる細い水道管(細� �脈、毛細血管)の内径が錆で細くなる(動脈硬化)とポンプの圧力を相当上げないと供給される水の量(血液量)が減ってしまいます。この様な状態が高血圧なのです。だからコレステロールを減らさずに、単に薬だけでポンプに圧力が懸からない様にしても、錆(コレステロール)は溜まる一方で気ずかない内に突然不幸な結果を招く事になるのです。
 私達の身体では、その他にも色々な血圧を上げる原因が存在します。血液中の塩分濃度が上昇すると濃度を下げ様として水分が取り込まれ結果として血液量が増えポンプ(心臓)の圧力が上昇します。血液中の塩分濃度に関しては現在でも塩分の取り過ぎだと云われていますが、大分以前より殆どの食品は減塩・低塩となっています。にも拘わらず、高血圧で治療を受けている人達の数が減るどころかむしろ増えてきています。この事から考えると血液中の塩分濃度が上がる原因はそれ以外にあるとしか考えられません。今ではインスリンの働きによるものだと考えられる様になって来ています。
 興奮した時に血圧が上がるのは、自律神経の中の交感神経が興奮する為で,インスリンもこの神経を興奮させる働きがある事が最近になって解かって来ました。従って、糖分を多く含む様な食べ物――ご飯やパン・めん類・ピザ・ケーキなど――を食べる事によりインスリンを刺激すれば血圧は余計に上昇します。つまり高血圧になるのです。低塩・減塩をしていても血圧が一向に下がらない大きな原因なのです。現に相談にお見えになってご説明申し上げ、少なくとも1週間は穀物類(ご飯・パンなど)・果物はもちろんの事野菜もやめて、魚介類と肉類・豆腐・卵だけで過ごしていただいた方は血圧は全くの正常になります。それ以後は穀物類・いも類・豆類・果物はもちろん野菜も控えめにした食事を続けている限り、血圧はいう� ��でもなくコレステロール・中性脂肪も正常になり大変喜んで頂いております。

 


卵とコレステロール

"たまご"を食べると"コレステロール"が増えるとよく言われますが、これは全くの"ウソ"。
 約100年前ロシアの学者が、草食動物の"ウサギ"に食べさせた結果、"コレステロール"が増えた事から言われた事です。"コレステロール"を全く含まない草を食べる"ウサギ"には、処理能力などありません。日本でも約30年前、1日10個の"卵"を食べる実験が行われましたが、"血液コレステロール"値に殆ど変化が見られませんでした。
 我々の身体では日夜肝臓で"コレステロール"を合成しており、足りない分だけを食事から取り入れているのです。血液中に存在する"コレステロール"のうち、1/4約20%だけが食事から吸収されるのです。沢山食べたからと言って全て吸収されるわけでありません。
 研究の結果"たまご"は"悪玉コレステロール"を下げる働きが有る事が明らかになっています。"アルコール"による害も防ぎます。安心して"たまご"を食べましょう。

 

"糖"は"癌"の栄養

最近開発された"癌"の検査装置"PET"は、"癌"の栄養である"糖"に放射線で
目印を付け目印の数を"X線"で調べる装置です。
 目印を付けられた"糖"が沢山集まっている場所が多分"癌"であろうと考えるのです。
 この様に"癌"は"糖"を栄養として発育・成長するので、逆に"糖"を与えてやらなければ"大きく"なる事が出来ないでしょう。
 "肥満"・"高脂血症"・"糖尿病"などの"生活習慣病"を招くのも"糖"であり、"糖尿病"から"癌"を併発する事もよく知られています。
 "ご飯"や"うどん"等の"穀類"や甘い"キャベツ・玉ねぎ"等の"野菜類"・"果物"は"癌"や"生活習慣病"を予防する為にも食べるのを極力減らしましょう。"魚類"や"肉類"には、"野菜"よりも多く"ビタミン類"・"ミネラル類"が含まれているので心配ありません。

 

※小麦ふすまパン・漢方抗肥満薬のお問い合わせはアスター薬局まで
※入院治療についてはこちら
※『断糖宣言』にもうつ病、リューマチの改善などの体験談を掲載しています。



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